人の意識構造について

知性の在り方を説いた 般若心経
理性の在り方を説いた 般若理趣経
宇宙の法則について説いた 涅槃経

理性 知性 行動力のバランスで人の個性に変化が生じる。

この三要素と自我欲、食欲・ 性欲、 金欲、 権力・支配欲、知識欲
の五欲のバランスを統合し統括する宇宙の法則のバランスの内容を個性と呼ぶ
人それぞれで理性 知性 行動における意識の内にも強弱 経験に因る偏りのバランスが有る
三要素 と五欲を 肉体の坩堝で融合し 再構築し行動に表す
構築時に三要素が大きな役割を果たす 特に宇宙法則は、再構築の指針となる。

普通 人は、この宇宙法則を無意識に所有している為
特に意識せずに疎かにしているが、この指針に基づき再構築すれば、
そこに不滅の美が生まれる。

宇宙に存在する 全ての物は、動物 植物 鉱物に於いても
命を所有し その命には限りが有る事を自覚すべきで
生きたものは、必ず死を迎えねばならない。

生まれた物は、必ず滅し 事が始まれば、終わりが訪れ、
盛者必衰 即ち 生滅滅已である。

平家物語は、この法則の美しさを説いた文学の代表だと思う。

帰堂 流水